仕事場でも、地域の場でも
- 怒鳴る人
- 威張る人
- キレる人
というのは必ずいます。
そのような人に会ったときには、あまりいい気分にはなれません。
しかし少し考え方を変えることで、自分への自信につなげることもできます。
千田琢哉さんの本に
そのヒントとなる内容がありましたので、紹介いたします。
キレる側とキレられる側・怒鳴る人と怒鳴られる人・威張っている人と頭を下げている人
千田琢哉さんの
本にこのような言葉がありました。
キレる側がいつも下っ端で、キレられる側が社会的地位の高い人。
助けられている側が怒鳴っていて、助けている側が怒鳴られている。
助けられている側が威張っていて、助けている側が頭を下げている。
与えられている側が文句を言っていて、与えている側が文句を言われている。
これが世の中の縮図。
こちらの内容を読んで
- どちらのような人になりたいか?
- そのためには、どのような行動をしなければいけない?
というのがわかります。
また、そのような行動
- 威張る
- 怒鳴る
- キレる
をとると、どちら側の人になるのかもわかります。
社会的地位の高い人というのは、人に指示をしたり、何かを提供したりしています。
しかし、それは、全ての人に満足できるようにはできません。
満足できない人も必ず出てきます。
そこでキレる人が出てくるわけです。
しかし社会的地位を見てみると、キレる人は社会的地位の低い人になります。
またすぐにキレる人に、ついていく人はいませんので、社会的地位は低いままです。
社会的地位の高い人は、相手にキレられても、自分がキレることはないでしょう。
そのような人だからこそ周りにいい人が集まり、高い地位についているのだと思います。
威張っている・キレている・怒鳴っているときは感謝が足りていないとき
助けている人は、仕事であったり、社会活動であったりしますが、このような人は、人を助けるために、何かを行動やサービスで与えている人です。
しかし、これも、全ての人が満足してくれるわけではありません。
そういう人に、怒鳴られたり、威張られたり、文句を言われたりしています。
しかし、怒鳴ったり、威張ったり、文句を言ったりすることはないでしょう。
このようなことは、いたるところで見ることができます。
また、自分も経験していることです。
- もし、自分がキレていたら、自分は社会的地位が低い人なんだと思うことです。
- もし、自分が怒鳴っていたり、威張っていたら、自分は助けられているんだと思うことです。
- もし、自分が文句を言っていたら、自分は与えられているんだと思うことです。
そして、相手に感謝することが大切でしょう。
そうすれば、自分が
- 助ける方
- 与える方
- 社会的地位の高い方
へ変わっていくのではないでしょうか?
批評されている人は成功している
批評されている人が、批評している人よりも、成功していることがほとんどです。
これは、先程の威張る人や怒鳴る人とも共通していることです。
- プロ野球選手と、打ち方や監督の采配に文句を言ってるテレビの前の人
- 地元で成功している人と、出る杭を打つ人
- 起業しようとする人と、「失敗するよ」といってくる人
成功の定義は様々でしょうが、どちらの方が成功者が多いでしょうか?
もちろん批評されている人のほうが、成功者となっていることのほうが多いでしょう。
- 自分は、どっちの立場になりたいのか?
というのを考えると、
- 批難・批評をして何もしない
- 賞賛して学び、マネをする
の、どちらの行動を選択するほうがいいのかがわかります。
噂や陰口を言うときの心理
噂や陰口を言うときは、どんなときでしょうか?
それは、陰口の相手に対して、不安感や自身のなさを感じているときです。
ライバルや自分より実力が上の、劣等感を感じている人が多いでしょう。
そういう人に対して陰口を言うことで、周りの人に自分をライバルよりよく見せ、自分の自尊心を高めることになります。
努力することなく、手っ取り早い方法なので、よく使ってしまいます。
その人の実力を周りの人は知っている
しかし誰もが知っている通り、それではライバルより実力で上になることはありません。
また聞いている周りの人もそれを知っているので、陰口を言っている人の評価は下がるだけです。
陰口を言っている人は、そのときは満足するでしょう。
しかし周りからの評価が下がるので、余計にライバルとの差が広がり、フラストレーションが溜まるだけです。
このように、噂話や陰口はいわないほうがいいのはもちろんで、もし、言われる方になった場合には、言い返すのではなく
- 陰口を言われるということは自分のほうが実力が上なんだ
- 陰口を行っている方の評価が下がるのだからラッキー
と思って、実力を上げるための努力をするほうがいいですね。