- 短時間で普通では考えられない成果をあげる
そういう人を見たことがあると思いますし、自分でも経験したことがある人もいると思います。
とてもこの期間でこの仕事はできないだろう
というような仕事を、やってみると、
あっという間にやり遂げてしまって、クオリティも今までにないような素晴らしい仕上がりになっていた
というような経験です。
いつもできるわけではないけど、できたこともあるわけです。
では、なぜその時はできてしまったのか？
そのポイントは
- 脳の状態
です。
そんな脳の最高の状態
- 覚醒脳
を作り出す方法について書かれた本がこちらです。
最高のパフォーマンスを生み出すためにポイントとなる３つの神経伝達物質
最高のパフォーマンスを生みだすためにポイントとなるのが神経伝達物質。
聞いたことがあると思いますが、ドーパミンやアドレナリンといったものです。
その神経伝達物質の中でも、覚醒脳を作り出すために重要になるのは次の3つの
- ドーパミン
- ノルアドレナリン
- アセチルコリン
です。
この3つがバランスよく分泌されたときに、驚くようなことに能力を発揮することができます。
ドーパミン
楽しさを司る化学物質となります。
最高レベルのパフォーマンスを発揮するには
- 楽しさ
を感じる必要があります。
努力する人も、楽しんでいる人には勝てません。
楽しんでいる人は努力を努力と感じていませんし、どんな時間よりも、しして誰よりも、それをやっている時間が長くなるからです。
最高のパフォーマンスを発揮するために必要な
- 楽しむ
ことは、ドーパミンが必要になってくるということです。
ノルアドレナリン
注意力や警戒力をコントロールする神経伝達物質となります。
このノルアドレナリンが優位になると、覚醒状態や注意力の高い状態になります。
つまり、
- 極度に集中した状態
を作り上げることができるということです。
気がついたら何時間も経っていた
という集中状態を経験したことがあると思います。
そんな集中状態で物事に取り組めば、今までにない成果をあげられるというのは、誰もが容易に想像できるでしょう。
ではどんな状態がノルアドレナリンが放出されやすいのか？
それは
- ちょっと負荷がかかっているな
という、対応できるほどのストレスがかかっている状態が放出量が最適になります。
- 大変だけど自分ならなんとかできるだろう
という状態を、自分で作っていくことが大切でしょう。
アセチルコリン
記憶や学習、集中に影響する神経伝達物質となります。
このアセチルコリンが多く存在する人がいます。
その人は、ありとあらゆるものを認知し、それを吸収して処理しています。
その学習能力は素晴らしいものです。
そのような学習、処理能力があれば、天才的な能力を発揮することができるでしょう。
では、そのアセチルコリンが多く存在する人はだれか？
それは
- 赤ちゃん
です。
赤ちゃんは周りの景色や音、味、匂いなどを認知して、一生懸命吸収しています。
その能力は誰もが知っていることでしょう。
その能力に関わっているのがアセチルコリンということです。
このアセチルコリンは
- 運動をすること
- 重要なこと
- 新しいこと
- 驚くようなこと
に自らをさらすことで放出されるようになります。
脳を最高の状態にするためにコントロールするもの
これらの３つの神経伝達物質をバランスよく放出させることで、驚くようなパフォーマンスを発揮できる脳の状態を作ることができます。
そのためには具体的にはどうしていけばいいのか？
- 環境
- 食事
- 休息
- 運動
など様々な要因が絡みますが、それを自分でコントロールしていくことです。
その内容についてはこちらの本を読んでいただければ理解できるようになります。
- 仕事で最高のパフォーマンスを上げていきたい
- 短い人生を有意義なものにしていきたい
という方は、ぜひ読んでみてください。
