人生でピンチに立たされたとき、一つの言葉で救われたり、ピンチを乗り切れたりします。
また、一つの言葉で、自分の人生が大きく変わることもあります。
言葉の力というのは大きいです。
格言や名言と呼ばれるものは、多くの人の人生を変えて、ピンチを救ってきたものです。
それらを勉強するということは、自分の人生にとって、大きなプラスとなることでしょう。
この、ひすいこたろうさんの
では、そんな名言から元気をもらえるような本です。
私がこの本を読んで感じたことを紹介いたします。
落ち込んだ気分を上げるには?
誰でも気分が落ち込むことがあります。
その時どのように考えれば、落ち込んだ気分を上げることができるのでしょうか?
他人を喜ばせることを考えて行動する
人生を楽しいものにするには、死ぬまでの間に、
- どれだけ多くの人に喜んでもらえるかをひたすら考える
ことです。
落ち込んだ気分の改善方法に、
- 身近な人を喜ばせることを考える
というのがあります。
訳あって、自分のことしか考えられないようになってくると、人生はつまらなくなります。
しかし、他人の喜ぶことを考えると、考えるだけで楽しくなります。
それをまだ行動していなくても、ワクワクして、人に話したくなります。
実際に行動して、誰かを喜ばせると、それ以上に自分が喜びます。
「ありがとう」といってもらえるようにする
- 毎日誰か5人にありがとうといってもらう
というゲームをしてみると、人生はどれほど楽しいものになるか考えてみてください。
- 道路のゴミを拾う
- 家事の手伝いをする
- 他人の仕事を手伝う
- ボランティアに参加する
ハードルの高いものもあるかもしれませんが、できることからで十分です。
「ありがとう」と言ってもらえれば最高ですが、いってもらえなかったとしても、いいことをすると気分は上がります。
「ありがとう」といってもらうげーむをして、その人数を増やしていくと、もっと楽しくなるでしょう。
与えたものが自分に何倍にもなって返ってくるということですね。
大きな幸せを手に入れるには?
幸せとは、気づきです。
- 幸せだということに気づく
ことです。
大きな幸せを手に入れたいのであれば、
- 目の前の小さな幸せやありがとうに気が付く
ことです。
すでに、目の前には、たくさんの小さな幸せやありがとうが存在しています。
それに気づいていないだけなのです。
それに、気が付くときに、大きな幸せやありがとうが人生にやってくるようになります。
失敗こそ最高の笑い話
失敗したとき、気分は落ち込みます。
しかし、あとで振り返ったときに、心に残っていることは失敗したときのことです。
話のネタになります。
また、失敗にはこのような言葉もあります。
- 失敗したということは挑戦したということ
- 失敗の数と成功の数は比例する
- あなたが成功していないのは、失敗の数が足りないから
そもそも、失敗しない人は、挑戦もしていない無難な人生です。
挑戦すると失敗したり難が有ったりする人生、有り難い人生になります。
成功は、10回やって1回成功するといわれます。
速く9回失敗することで、早く成功することができます。
そして、9個もの笑い話ができます。
若いときには、いろいろなことに挑戦して、大きな失敗をしていきたいですね。
いつまでも商売を続けるために変えてはいけないもの
100年以上続く老舗といわれるお店があります。
そのようなお店になる秘訣とはなんでしょうか?
そのためには、変えてはいけないものがあります。
それは、
- 味でしょうか?
- 店のつくりでしょうか?
- 伝統の技でしょうか?
実は、
- お客様への感謝の心
です。
お客様あっての商売です。
どんなに素晴らしい商品やサービスがあったとしても、これがなくなってしまえば、すぐにお客様は離れていってしまいます。
それができていないうちに大流行してしまったお店は不幸です。
大流行してしまったために、設備や人を増やしてお金をかけたところで、お客様が離れていってしまいます。
商売で大切なのは、そのお店のファンになってくれているお客様です。
たとえ少人数であったとしても、そのようなお客様がいれば、いつまででもお店は続けることができます。
一番大切なものを忘れないことが大切ですね。
苦しいときこそ笑顔で人のことを思いやる
自分が順調のときは、誰でも、他の人にやさしくすることができます。
しかし、苦しいときというのは、自分のことしか考えられない状態になります。
- 苦しいときに、笑顔で他の人にやさしくできる人
というのは、それだけで魅力があります。
そして、なにより、他人に優しくすることで、苦しさを忘れ、楽しくなっていきます。
笑顔を作ることで、気分は明るくなります。
- 楽しいから笑顔になる
というのが普通ですが
- 笑顔を作るから楽しくなる
というのもあります。
そして、人にやさしくしたり、笑顔を与えたりすることで、それらは、必ず自分に返ってきます。
苦しいと自分が感じたときこそ、人に笑顔でやさしくするときですね。
読むだけでエネルギーがもらえる本
ひすいこたろうさんの本は、読んでいて楽しい文章ですし、中身もいろいろな名言や格言を、さまざまなエピソードでわかりやすく解説してくれています。
誰でも、短時間に読みやすい本ですので、ぜひ、読んでみてくださいね。